Pray for Hiroshima

曇り時々雨。
毎年この日は陽射しが強く、陽炎が出る、そんなイメージ。
しかし今日は雨だ。

69年が経過した。
69年だ。
私のように戦争を知らない世代には、その年月が長いのか短いのか、
それすら正直わからないのだ、実際に。

一瞬にして奪われた命
着実にじわりじわりと蝕まれた命
大切な人を失う悲しみ、怒り
生き残ったことへの後悔、苦しみ
誰に、どのように、その想いをぶつけたらいいのか、
心の中で、自分の中だけでもがき、苦しみ続ける人たち。
自分が死んでしまったことにすら気が付かない魂もあるだろう。

『結果、多くの人が救われた』
それは勝ったものの言い訳であって、
たった1発の爆弾によって失われた命の重みなど、
その言葉のどこに含まれているというのだ。

世界は再び暗い世界へ向かおうとしている。
徐々に徐々に、しかし確実に歩みを進めている。
あの日から、戦争が終わったその日から、
日本は平和への第1歩を踏み出し、
そしてこの69年間、戦争のない国として
平和を維持し、平和を享受してきた。
しかしそれも過去のことになるかもしれない。

私たちが見つめるその先にどんな未来が待っているのか、
その未来を作り上げていくのは、戦争を知らない私たちなのだ。
知らない、興味がない、昔の話
そんなことでは済まされない。
語り継ぎ、守っていかなければならない大切なもの
それはなによりも『平和』であること
そして、その平和がどのような歴史を辿って
築きられてきたものなのか、学ぶ姿勢を見せなければ、
私たちにこの先はないだろう、きっと。

Pray for Hiroshima

それではまた明日。