昨日に引き続き、猫を送り出す準備について書こうと思います。
こういう話はちょっと、という方はここで読むのをストップしてください。
記録として残しておきたいのと、これから猫を送り出す方の参考になればと思います。
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【猫が息を引き取ったら】
私はなかなかそのことを受け入れることができず、夫に心拍を確認してもらいました。
聴診器などがあるといいのかもしれません。
なるべく綺麗な状態で送り出したかったので、涙を堪えてすぐに送り出す準備を始めました。
秋や冬、春先は気温も低く、急激に傷んだりはしないと思います。
ですので、気持ちが少し落ち着いてからでも大丈夫だと思います。
私はこの間が不思議と1番冷静だったんじゃないかと思います。
- (夏の場合)安置する部屋の冷房を入れる
- 火葬場に電話をし、火葬の予約を取る
- 体を綺麗にしてあげる
- 猫を寝かせ、おしりなどにコットンを詰める
- 目や口を閉じる、体をコンパクトにまとめる
- 安置する
最大でも48時間しか安置できないようです。
夏場はもっと短くなるかもしれません。
できるだけ傍にいてあげたい場合は部屋をしっかり冷やしたほうがいいです。
翌日が月曜ということもあって希望の時間を予約することが出来ました。
最期の方はやはりヨダレや涙などが酷く、雅の場合は前足と口が汚れていました。
体はとても綺麗でしたが、ドライシャンプーを吹きかけ、しっかり絞ったタオルで全身を拭きました。
その後丁寧にブラッシングをしました。
口の中は歯磨きシートを使って綺麗に、前足は特に重点的に拭きました。
ほぼ1か月近くなにも食べていなかったこともあり、雅の場合はとても綺麗でした。
息を引き取る1週間ほど前に自分で最後の排便を済ませたこともあって、なにも出ませんでした。
液体などが出る場合があるので、その場合はまめに交換することをおすすめします。
ここは本当に後悔が残っています。
雅さん、ほんの少しだけ目が開いた状態でした。
前足後足ともにできる限り折り曲げた状態がいいかと思います。
段ボールやかごに安置する準備をします。
1.ビニール袋を1番下に敷く
2.新聞紙やおしっこシートをその上にたくさん敷く
3.保冷剤やドライアイスを敷き詰める
4.バスタオルを敷く
5.遺体を寝かせる
6.お腹・背中・首・顎下に保冷剤やドライアイスを置く
7.バスタオルをかける
私は保冷剤や氷で遺体が濡れないように、接地面に小さく切ったタオルを挟みました。
これで一通りの準備が完了です。
私はうちで1番寒い部屋に安置しました。
窓は少し開けておきました。
買ってきた花、母にもらった花を飾り、ご飯と水を置きました。
大好きだった猫じゃらし、そして家族全員で撮った写真も置きました。
お線香も焚きました。
でも、部屋の照明はほとんどつけませんでした。(照明が熱を持つので)
家族写真や手紙は一緒に火葬してもらえる場合が多いので、あるといいなと思います。
徐々に冷たく、そして死後硬直で硬くなっていくのを感じました。
血色のいいピンクの肉球、唇が白っぽくなっていきました。
それでもただただ寝ているようにしか見えませんでした。
何度も話しかけましたし、何度も触れてみました。
かすかに動いているかのように見えた時もありました。
死んだことを受け入れることなんてできないのが普通だと思います。
明日は火葬について書きたいと思います。
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